EOS Kiss X3をアストロカメラ改造

だいぶ前にヤフオクで落札したEOS Kiss X3をアストロカメラ改造しました。
改造カメラは誠報社新改造のEOS Kiss Digital X が手元にあるのですが、ライブビューがなくて不便です。
天体撮影で、ライブビューがあるとピント合わせやモザイク撮影など、すっごく便利なのです。

さて、精密ドライバーなどを用意します。

ネジの多いこと多いこと!
しかも、それぞれのネジの長さが微妙に違っていたりして、大変です。

ネジの位置とネジを忘れないように、こんな感じでメモして、その上に外したネジをテープで直付けしておきます。

(中略)

ひたすらネジを外して、ようやく撮像素子ユニットがお目見えしました!
ここまで長かった・・・・。

右の透明なのがローパスフィルタ兼赤外フィルタで、左の青色のが色補正フィルタです。
今回はこの二つを取り去ります。

そして、今度は逆の手順で組み上げていきます。
無事組み上げて、電源ON。異常なしです。

レンズを付けて、マニュアルで撮影してみましょう。シャッターを押した途端。

ゲケッ!! マジですか?
改造失敗か?!!

仕方ないので、また分解作業を開始します。あー、疲れた・・・。

結局、たくさんあるコネクタのひとつが抜けたままになっていました。
再度組み立てて、試し撮りをします。今度はバッチリです!!

アストロカメラ完成!!
はやく、試し撮りに行きたいです。

ちなみに、改造にあたっては、KENYAさんのブログと、「北の夜空の★宝石箱」ブログを参考にさせていただきました。
ありがとうございました。

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天井フラット処理

天井フラット処理と言っても、
天井の穴を修繕するわけではありません。

通常、撮影地で青空やELパネルでフラットフレームを撮影しますが、トレーシングペーパーやらELパネルやらが必要でとっても面倒です。
他の方のブログを読むと、自宅の天井を撮影してお手軽にフラットフレームを作成する方法もあるようです。

これなら今すぐためしてガッテン。
私もちょっとやってみました。

こんな感じで天井を撮影。お試しなので、20枚ほどを撮影して、そのあと、カメラ本体にキャップをして、フラットダークも撮影しておきます。これまた20枚ほど。今回は、ISO100 でシャッタースピードが0.3秒です。ヒストグラムで真ん中あたりに山のピークがくるくらいです。

フラットファイルの中の1枚。

ステライメージでコンポジットしてフラットフレーム完成。FITSファイルで保存しておきます。

さて、効果はどうでしょうか? 先日のM33さんかく座銀河を素材に検証してみます。

まずは、フラット処理をしていないと、ひどい周辺減光です。
ちなみにレベル調整でかなり強調しています。

で、こちらが天井撮影フラット処理をしたものです。
上下が赤みを帯びて若干まだ補正しきれていないようですが、趣味でやるならこれくらいはOKです。
かなり効果があります。

フラット処理をした画像で再処理をしてみました。
フラットエイドを使わなくても、こんなにフラット!! 気持ちいいー!!

銀河周りの微妙なもやもや(本当は恒星なんだろうけど)も見えます。

ちなみに、先日の記事のフラットエイドで処理した画像はこちら

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ちょっと便利なソフトをご紹介します。

先日掲載した天の川の写真に星座線などを入れてみました。

こういう写真に文字や矢印を挿入したい時には、Photoshopでちまちまやるしかありませんでした。ちょっと面倒くさいです。レイヤーもたくさん増えるし。
もっと手軽に写真に文字や矢印を入れるようなソフトはないの? と、職場のNさんに相談したところ、

ありますよ。

と、PicPickというフリーソフトをオススメしていただきました。

このPicPick、MicrosoftのWordのオートシェイプに似た感じで、Wordが使える方なら、直観的に操作できると思います。
文字や矢印、ふきだしなども簡単に入れられます。
もちろん後で微調整や削除も可能です。

書き戻すファイル形式は、PNG、BMP、JPG、GIF、PDFの5種類に対応しています。

インストールは上記リンクをクリックして、Downloadをクリック、

Download Home Free VersionのDownloadをクリックします。

ダウンロードしたインストーラを実行しますが、そこで注意があります。
セットアップで、余計なセキュリティソフトがオススメされて、言われるがままに進んで行くと・・・・、
勝手にセキュリティソフトがインストールされてしまいます。

カスタムインストールでセキュリティソフトのチェックは外したほうがよいでしょう。

キャプチャー機能も非常に強力で、この解説もいとも簡単に作成することができました。
お試しください。

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ゆうゆう公園でぐるぐる

9/10の夜のゆうゆう公園での写真はもうおしまいだと思っていたら、ぐるぐる写真があるのを忘れていました。本当にこれが最後です。
流星でも写らないかなぁ・・、と放置していたものをSiriusCompにかけてぐるぐる写真にしています。
ついでに動画も作ったのですが、どういうわけか、SiriusCompでは縦構図の場合動画がうまくいきません。

流星は写っていませんでした。


我孫子市ゆうゆう公園 EOS Kiss X3 ISO800 SS20秒 2012/9/10 22:47〜00:27 137枚をSiriusCompで比較明合成

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カシオペア座散光星雲(NGC281)パックマン星雲

キヤノンから久々のフルサイズ機EOS 6Dが発表されましたね。Wi-Fi内蔵が目玉のようです。
これからはWi-Fi内蔵が標準になっていくのでしょうか。

天体の撮影にはたくさんケーブルをあちこちつないでいます。毎回こんがらがってスパゲッティ状態です。取り回しに苦労することもしばしば。
カメラも赤道儀も無線化が進んでケーブルレスで撮影する時代がくるのでしょうか。

さて、9/10撮影の最後を飾るのは、カシオペア座の散光星雲NGC281です。
通称、パックマン星雲。今の子供達にはパックマンなんて知らないと思いますね。


2012.9.10 23:46~ 300sec.×4枚 EOS kiss Digital X(改) ISO1600 LPS-P2 FF
 Kenko SE200N CR Kenko EQ6PRO BAADER PLANETARIUM MPCC OAG9+Lodestar+PHDguiding 
ステライメージでコンポジット他調整 CameraRAWでノイズ除去 Photoshop フラットエイド 我孫子市ゆうゆう公園

ちなみに、去年の11月にいっこうさんとの花立山観望会でも撮影しています。

ストックがなくなりました。猫か機材ネタに走ります。

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ヘルクレス座球状星団(M13)

せっかくの新月期なのに、あまりお天気がよくありません。
九州地方には超大型の台風もやってきています。
ちょうど連休に新月期を迎えて、撮影の計画を立てていた方もたくさんいらっしゃったのではないでしょうか。残念です。

9/10の夜に撮影したものがまだあります。この日は大物狙いでした
北天で一番大きい球状星団、ヘルクレス座のM13です。

1974年にアレシボ・メッセージがこのM13に向けてアレシボ天文台の電波望遠鏡から送信されました。地球外生命体がいるのを期待して送信されたのでしょうが、届くまでに25000年かかります。さらに、仮に返事が来るとしても5万年後となります。気の長い話です。
また、そもそも球状星団は宇宙初期の恒星群なので、生命体を作るような重金属は極めて少なく、知的生命体がいる可能性は極めて少ないらしいです。

なんだかなー。


2012.9.10 21:46~ 180sec.×8枚 EOS kiss Digital X(改) ISO1600 LPS-P2 FF
 Kenko SE200N CR Kenko EQ6PRO BAADER PLANETARIUM MPCC OAG9+Lodestar+PHDguiding 
ステライメージでコンポジット他調整 CameraRAWでノイズ除去 Photoshop  我孫子市ゆうゆう公園

全体図

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さんかく座渦巻銀河(M33)

ちょっと、ブログのテーマを変更してみました。

今までのテーマは、デザインはMac & 宇宙っぽくてカッコ良かったのですが、せっかくの写真が小さくて不満だったのです。
今回のテーマは写真がでっかいです。でも、ちょっと地味ですねぇ。印象的に日本語フォントにもマッチしていない感じがします。

さてさて、さらに9/10の夜の写真が続きます。はみ出しシリーズはもうオシマイです。( ^ω^ )

さんかく座の渦巻銀河M33です。アンドロメダ銀河M31のすぐお隣にあります。

さんかく座なんて、このM33がなきゃ超マイナーな星座なんでしょうね。
しかもなんですか、さんかくって。。。

この星空、どこを見てもさんかくだらけじゃありませんか?

視直径が55分もあるっていうから撮影してみたら、意外と淡いです。眼視は厳しいです。


2012.9.10 22:29~ 300sec.×4枚 EOS kiss Digital X(改) ISO1600 LPS-P2 FF
 Kenko SE200N CR Kenko EQ6PRO BAADER PLANETARIUM MPCC OAG9+Lodestar+PHDguiding 
ステライメージでコンポジット他調整 CameraRAWでノイズ除去 Photoshop フラットエイド 我孫子市ゆうゆう公園

ちょっとお遊びで、ISO1600 30秒の固定撮影の写真を4枚コンポジットしてみました。
ゼニター16mmで撮影した、はくちょう座からカシオペア座にかけての領域です。

コンポジットして、レベル調整などをしてやると天の川が出てきました。

固定撮影なので、拡大すると星が線状になっています。(;^ν^)
いま考えると、ISO6400くらいにして、露出をもっと短くしておけば良かったですね・・・。

つーか、ポタ赤欲しいわ!

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