軽量化のため、新たな機材を導入しました。
まずはオフアキシスガイダーにTelescop-ServiceのOAG9です。詳細はリンク先を見て下さい。
黒くて見にくいですが、写真のようにカメラとドローチューブの間にかませて、オフアキシスガイダーを可能にするものです。
必要な光路長はOAG9の9mmと「42mmTネジメス-48mmフィルターネジオス変換リング」の2.5mmの合計11.5mmとなります。
私はその他にバーダープラネタリウムのMPCCというコマコレクタを装着しています。
SE200Nドローチューブ—-> コマコレクタ—-> Expanding Ring M48/T-2—-> OAG9—-> EOS Kiss Digital X
の順です。
心配していたピントもバッチリです。
ガイド用のカメラは、Starlight XPress社のLodestar autoguiderです。非常に高感度です。
小さいカメラですが、オートガイド機能も内蔵しており、出力をそのままAdvanced-GTのオードガイダー入力に入れられます。
径が31.7mmサイズなので、OAG9との接続はM42メス-31.7接眼スリーブをビクセンのフリップミラーについていたものを流用しました。
ガイドソフトはPHG guidingです。
さすが、高感度。どこに向けても必ずなんらかの星が入っています。いったい何等星まで見えているんでしょうか・・・。
全景はこんな感じです。
ガイド鏡がなくなってずいぶんと軽量化できました。
さて、テストもうまくいって、ワクワクしながらさっそく撮影開始。めっちゃ寒い夜(30日夜)でしたが、へっちゃらです。
バンバンとりまくるぞー!!
しかし、
先日からトラブっている赤緯方向の動きがまだ不調です。ガ━━(;゚Д゚)━━ン!!
どうやら、ゆっくりしたモーター速度だと赤緯方向が動いていないようです。
それでもなんとか120秒くらいのSSを8枚くらい撮った中の比較的流れの少ない2枚で、M42オリオン大星雲です。
あっ、南北逆でした・・・。
2011.12.30 23:28~ 120sec.×2枚 EOS kiss Digital X(改) ISO1600 LPS-P2 FF
Kenko SE200N CR Celestron Advanced-GT OAG9+Lodestar+PHDguiding
DeepSkyStacker Photoshop で調整 我孫子市利根川ゆうゆう公園
オフアキシスガイダーは使えることがわかりましたが、赤道儀をなんとか修理しなければ、話になりませんね。
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