おめぇがオメガ星団か!

ω(オメガ)星団(NGC5139、Caldwell 80) は、赤緯-47°28’に位置していますので、日本では南天のかなり低いところ&短期間の短時間しか出現しません。
同様なギリギリ天体に、有名なカノープス(赤緯-52° 41′)もあります。こちらはさらに高度が低いのですが、視等級が-0.7と全天で2番目に明るい恒星のため肉眼でも見えます。ω星団は視等級が5.3なので、光害地では肉眼で見ることはちょっと無理かも。

さて、ω星団の撮影は今年の数ある目標の一つです。そろそろ挑戦しなければ、来シーズンまでおあずけになってしまいますので、昨晩茨城県利根町まで行ってきました。(撮影風景についてはあとで写真を追加します)

撮影地はなるべく南側の光害が少ないところ&見通しのよいところというところで、前に行ったことのある大利根飛行場の近くの利根川堤防の上にやってきました。
比較的暗くていい場所なんですが、堤防下にハイビームのクルマが何台も通るのと、近くの家のワンちゃんがワンワンうるさいのが玉にきずです。

ω星団の導入は簡単にできて、存在も確認できたのですが、光害と視界不良のため、うっすらとしか見えません。
おまけに、ガイド星の明かりも非常に弱弱しくてガイドできないのです。
そんなわけで、120秒という短いシャッタースピードで7枚やっとのことで撮影しました。

omega_centauri_01-FL
2013.5.9 120sec.×7枚 EOS kiss X3(改) ISO1600 Astronomik CLS-CCD
 Kenko SE200N CR Kenko EQ6PRO BAADER PLANETARIUM MPCC OAG9+Lodestar+PHDguiding ステライメージ Photoshop flataideで調整 茨城県利根町

1000mmなので、ほんとはこれの2倍から3倍くらい大きいはずですが、フラットエイドや露出不足でミニミニサイズになってしまいました。
あと、フラット処理すると縦縞がでてきてしまう現象が先日からあります。これはなんとかしなきゃ。

まあ、参加賞ということで・・・・。

撮影風景。ほとんど水平状態。
IMG_2633_web

光害はもちろん、地上付近の視界がよくありませんでした。
IMG_2634_web

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NGC4565(C38) かみのけ座渦巻銀河とビッグ雛まつり

先日の暖かい昼下がり。陽気に誘われて、カメラを肩にかけ近所に散歩に出かけました。

私の星の撮影地のひとつ「万葉公園」のそばでなにやら構造物が!

IMG_2029

高さ6メートルのでっかい雛飾りでした。

よく見ると、胴体は花でできています。

IMG_2031

ビオラというすみれの一種だそうです。ほほう。

これがビオラ。きれいですな。

IMG_2033

さて、ひな飾りはどうでもよろしい。

3月6日の夜、連日のゆうゆう公園での撮影に行きました。
星空を見るとあまり星が見えません。ん?
これがウワサの春霞かー。

北極星が見えるか見えないかの透明度。いや、濁り度です。

せっかく夜遊びに来たのに、何もせず帰るのはもったいない。
ダメ元で撮影することにしました。

で、本題のNGC4565です。
かみのけ座の渦巻銀河です。

見事なエッジオンで、かっちょいい!!

NGC4565_final_mag

トリミング前はこちら。
NGC4565_final
2013.3.5 330sec.×16枚 EOS kiss X3(改) ISO1600 LPS-P2 FF
 Kenko SE200N CR Kenko EQ6PRO BAADER PLANETARIUM MPCC OAG9+Lodestar+PHDguiding ステライメージ Photoshop で調整 我孫子市利根川ゆうゆう公園

山口のじいさまも先日撮影されていました。
というか、山口のじいさまのNGC4565を拝見して撮影したくなったのでした。

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NGC2403(C7) きりん座渦巻銀河

Windows上のステライメージでコンポジットなどの画像処理の下処理をして、MacのPhotoshopで調整などをしているのですが、
Windows機のモニタとMacのモニタではずいぶんと色が違います。

下の渦巻銀河の写真だって、Windowsでは淡い部分も見えるのですが、Macだと中心部の明るいところしか見えません。

こういうのを一致させるにはどうしたら良いのでしょうか?

いったい皆さんにはどんなふうな色味で画像が見えているのかとても気になるところです。

まぁ、そんなことはどうでもよろしい。

3月5日の夜、食事が終わって洗い物も済ませ、時間は既に20時をまわっていました。
天気は快晴。GPVも朝まで真っ黒。月の出は0時30分。

てことは、3時間くらいは夜遊びに出かけられます。

迷わずゆうゆう公園へGo!!

久々の撮影でしたが、忘れ物もなし!

時間がないので、撮影対象は1つに絞ることにしました。
きりん座にある渦巻銀河のNGC2403、カルドウェルカタログではC7です。
明るさは約9等。22分×12分と結構な大きさがありますが、メシエカタログからは漏れていますね。

c7_v3_final2_mag

全体像はこちら。

c7_v3_final2
2013.3.5 300sec.×12枚 EOS kiss X3(改) ISO1600 LPS-P2 FF
 Kenko SE200N CR Kenko EQ6PRO BAADER PLANETARIUM MPCC OAG9+Lodestar+PHDguiding 
ステライメージ Photoshop で調整 トリミング 我孫子市利根川ゆうゆう公園

月の出の時間までたくさん枚数をかせぐ予定だったのですが、途中から雲がもくもく・・・・。なんでー?
次第に雲が全天に広がってきました。

アカン!

後ろ髪を引かれる思いで、ダークファイルを撮影しながら撤収です。

ところが、撤収した途端、また綺麗に晴れてきました。。。  なんでー? (2回目)
まぁ、人生こんなものでしょう。

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銀河マニアホイホイ

1/19の夜に撮影した、おとめ座とかみのけ座の境界にあるM84、M86付近です。

flat_final
2013.1.20 360sec.×4枚 EOS kiss X3(改) ISO1600 LPS-P2 FF
 Kenko SE200N CR Kenko EQ6PRO BAADER PLANETARIUM MPCC OAG9+Lodestar+PHDguiding 
ステライメージ Photoshop フラットエイドで調整 印西市ひょうたん島池

SE200Nが1000mm、直焦撮影したカメラがEOS Kiss X3ですので、撮影範囲はわずか1.27°×0.85°となります。

この狭い範囲の中にいったい何個の銀河が写っているのか・・・。
ざっと見たところ、10数個は写っていそうですね。

ステラナビでマッピングしてみると、

星図

と、こんな感じ。

このあたりは、やたらと銀河が密集しています。
おとめ座銀河団と呼ばれ、我が天の川銀河系(以下、銀河系)やアンドロメダ銀河もおとめ座銀河団のメンバーなんだそうな。

この方向は銀緯80°、つまり銀河系の円盤の垂直方向を見ていることになり、銀河系のガスや恒星に邪魔されずに遠くの銀河が観察できる窓のようなものでしょうかね。

もし、銀河系の星がなければ、全天こんな銀河だらけに見えるのかも知れません。
見てみたいなぁ。。

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宇宙に浮かぶサルの横顔、モンキー星雲(NGC2174)

木星のあとに撮影したものです。
魔女ならぬ猿の横顔に見えることから、モンキー星雲と呼ばれています。
天地逆にしても猿に見えるのは私だけ?

New2_1
2012.11.17 300sec.×4枚 EOS kiss X3(改) ISO1600 LPS-P2 FF
 Kenko SE200N CR Kenko EQ6PRO BAADER PLANETARIUM MPCC OAG9+Lodestar+PHDguiding 
ステライメージ Photoshop で調整 我孫子市ゆうゆう公園

背景のノイズ、特に赤いノイズが多いので処理に困りました。レベルを切り詰めると消えますが、星雲の淡い部分が犠牲になってしまいます。
そんなわけで、レベルについてはギリギリのところで妥協していますがノイズが目立ちます。

ノイズ対策ですが、やっぱり、撮影4枚くらいでは少ないのでしょうか。それとも1枚あたりの時間をもうちょっと延ばしたほうがいいのでしょうか。

まあ、私の画像処理の技術がないだけの話なんですけれども。

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望遠鏡落下の影響・・・。トールのかぶと星雲(NGC2359)

トールのかぶと星雲(NGC2359)です。通称あひる星雲。って、トールのかぶと星雲も通称なんですがね。

去年の11月にはAdvanced-GTとED102Sの組み合わせで、四苦八苦しながら撮影していました。

New1-1-FL
2012.12.20 23:48~ 300sec.×4枚 EOS kiss X3(改) ISO1600 LPS-P2 FF
 Kenko SE200N CR Kenko EQ6PRO BAADER PLANETARIUM MPCC OAG9+Lodestar+PHDguiding ステライメージ Photoshop フラットエイドで調整 印西市自宅ベランダ

ちなみに、トールのかぶとというのはこんなやつ。
なるほどねぇ。

Thumb_Thor's_HelmetGreyA3-1.jpg3c9387b1-c526-4a7b-b8eb-f0058d29374dLarge

撮影中は気が付かなかったのですが、画面の両側で大きくピンぼけしています。

トリミングなしの画像がわかりやすいです。

New1-1-FL_all

撮影前にちゃんとバーティノフマスクでピントは完璧に合わせました。(中心部で)
また、望遠鏡のほうも前日にレーザーコリメーターでこれまた完璧に光軸を出しています。
この夜は他にもたくさん撮影していますが、全てが同様に両辺が大きくピンぼけしています。

先日の望遠鏡落下事件後最初の撮影でした。
これはおそらく落下の影響と思われます・・・。orz

う~~ん、、困りました・・・。

次回へ続く・・・・・

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カメラレンズのピント合わせとカリフォルニア星雲

12/10の夜に大利根飛行場の側で撮影したカリフォリニア星雲(NGC1499,Sh2-220)です。
赤い散光星雲が綺麗です。
構図が変ですが、一応、カリフォルニア州に見えるようにということで・・・。(;^ω^)

魔女の横顔星雲に続いて、これも大きな対象なのでSE200Nでは撮影できません。
200mmのカメラレンズ(SMC Takumar F4.0 200mm)で撮影しました。

New1_03
2012.12.11 0:05~ 240sec.×4枚 EOS kiss Digital X(改) ISO1600 LPS-P2 FF
 SMC Takumar F4.0 Kenko EQ6PRO BAADER PLANETARIUM MPCC OAG9+Lodestar+PHDguiding 
ステライメージ Photoshopで調整 茨城県利根町大利根飛行場

さて、この撮影をする2,3日前に、カメラレンズのピント合わせをどうしようか、考えていました。
使用するカメラはEOS Kiss Digtal Xなので、ライブビューは使えません。
他に思いつかないので、結局バーティノフマスクを作ることにしました。

まずは、バーティノフマスク作成のいつものサイト(Bahtinov Focusing Mask Generator)でマスクパターンを作成します。
200mmのレンズ(SMC Takumar 200mm)なので、Focal length(焦点距離)を200mm、Aperture(口径)を50mm、Edge thicknessを10mmくらいに設定したと思います。

スクリーンショット 2012-12-16 15.07.46

パターンを切り抜くのがいいのですが、細かくてとても切り抜けません。
なので、OHPフィルムに印刷します。

IMG_1065

穴を開けた工作用紙で挟みます。

IMG_1066

レンズの径に合わせた筒を取り付けて、

IMG_1068

完成!!

IMG_1069

さて、実戦投入。12/10、大利根飛行場におきまして、シリウスで試し撮りしてみます。

真ん中のバッテンに縦棒がくればジャスピンです。
この写真ではピントがズレていますね。

IMG_2646

ピントキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
これでOK。

IMG_2647

で、冒頭のカルフォルニア星雲の撮影となります。

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1年ぶりのNGC2467(擬似Hα)

今回撮影したNGC2467ってどんな天体だろう・・・。とググッてみたら、なんと自分のブログ記事が出てくるではありませんか。

今年の最初の記事で、Advanced-GT赤道儀の修理後、うれしくてベランダ撮影しまくっていたのでした。
なつかしい! & すっかり忘れている自分に驚き!

さてさて、
12/1の夜、月明かりの中、SC64フィルターとLPS-P2フィルターを使った、なんちゃってHαで撮影しました。
外はもう、寒いのなんの。
でも、ベランダに望遠鏡を出して、部屋の中から遠隔操作です。デスクトップ天体撮影ですのであたたかいのです。
こりゃ、やめられまへんなぁ。

でも南天の限られた範囲でしか撮影できませんので、こんなマイナーな天体が多くなります。

NGC2467_20121202

散光星雲と散開星団の混合天体です。
この散光星雲はニックネームがないので考えてみます。

一年前の写真を見てもらうとわかるとうり、

images
(©ハムスターの画像ブロク! こころを癒すハムスターの写真)
これにそっくり!

命名、「ハムスターの赤ちゃん星雲(hamster baby nebula)」。
言ったもん勝ち。( ^ω^ )

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ニコリともしない先生と、微笑みのしし座銀河トリオ

本日、中学1年生の息子の学校で二者面談があり行ってきました。
夫婦で行ったので、頭数としては三者面談になりましたが。

挨拶もそこそこに、いきなり先日の中間テストの結果をグラフ付きで示され、その後なんか先生からコメントがあるのかと思いきや、先生、無言です。

(えっ?)   (;゚Д゚)

だいぶ待ちましたが、やっぱり終始無言です。

(英語の成績が芳しくないから怒ってるのかな?) 
担任は英語の教師です。

しゃべる気配もないので、その場のどんよりとした雰囲気に耐えきれず、

私「いやー、数学は頑張ったね。」

などと、つとめて明るく笑いながら言いましたが、先生反応なし。

 (;゚Д゚)

うちの奥さんも、
「英単語が苦手なようですが、良い勉強方法がありますか?」
と、先生が食いついてきそうな話題を振ります。(イイぞイイぞ~。)

ところが、先生、
「ひたすら単語を書くしかありませんね。」
と、にべもありません。

その後、極めて事務的な話ばかりで、
会話も盛り上がらず時間オーバーで終了。

なんだったんだー! 

まぁ、それはともかく、
11/15の夜に撮影した。渦巻銀河のM65、M66、不規則銀河のNGC3628です。

比較的明るくて撮影しやすい、そして写野の中に3個も系外銀河が入るお得な領域で人気が高いですね。

微笑んでいるような、あるいはちょっと困ったような微妙な表情に、銀河マニアとしては萌え~です。

New1_1-FL_1-FL_1
2012.11.16 300sec.×4枚 EOS kiss l X3(改) ISO1600 LPS-P2 FF
 Kenko SE200N CR Kenko EQ6PRO BAADER PLANETARIUM MPCC OAG9+Lodestar+PHDguiding 
ステライメージ Photoshopで調整 フラットエイド 我孫子市利根川ゆうゆう公園

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一足早くクリスマス

11/15のよく晴れた夜に撮影したものです。
光害地のゆうゆう公園です。そろそろ他の場所でも開拓したいですね。

さて、この夜は朝までいましたが、いろいろと失敗が重なり、あまり撮影はできませんでした。というのも、、、

ゆうゆう公園に到着して、はやる気持ちを抑えながら機材のセッティングをしました。
自慢の赤道儀EQ6PROの極軸を入念に合わせます。これをいい加減にやると、ガイドも暴れてうまくいきません。うむうむ。
あとは望遠鏡を搭載するだけ、、、おっといけない、ウエイトをつけないとね。

ん?

あああああああ。ウエイト忘れた!

んー、1分ほど、呆然として、考えた末、機材のすべてをそのままに、うちにウエイトを取りに帰りました。
だって撤収するの面倒なんです。
ここは治安の良い日本。あんな重たい赤道儀やわけわからん機材、誰も持ってく人はいないだろ・・・・。
などと、自分に言い聞かせながら、ウエイトをとりに帰宅しました。まぁ、車で10分くらいなんですがね。

もちろん機材は無事でしたよ。
いま考えると、カメラとパソコンくらいは撤収しておけばよかったですね。

まぁ、他にも失敗はありましたが、また次の記事で・・。

いっかくじゅう座にあるクリスマスツリー星団(NGC2264)と、コーン星雲です。
クリスマスツリーのようににぎやかな領域です。

ちなみに左が北になりますが、北を下にして縦構図で見るとクリスマスツリーに見えるんだそうです。
見えるような見えないような・・・。


2012.11.17 300sec.×6枚 EOS kiss Digital X(改) ISO1600 LPS-P2 FF
 Kenko SE200N CR Kenko EQ6PRO BAADER PLANETARIUM MPCC OAG9+Lodestar+PHDguiding 
ステライメージ Photoshop で調整 我孫子市ゆうゆう公園

フラット処理が今回うまくいかなかったので、フラットエイドを使用しています。また、少し、トリミングもしています。

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