今年も大漁! ふたご座流星群

今朝(12/14)、ふたご座流星群の極大日ということで、撮影してきました。

去年も結構な数の活動だった記憶がありますが、流星の電波観測によると、活動的だった2011年に匹敵するくらい今年は多く流れているようです。

さて、いつものゆうゆう公園は南側の光害がひどくて、今回のふたご座流星群の撮影には向いていません。
なので、新たな撮影地を求めて印旛沼へ行ってきました。

2013gem_02
2013.12.14 01:22〜03:30 EOS kiss X5 Zenitar 16mm FISH EYE 15sec. ISO3200 22枚をPhotoshopで比較明合成 Higlasi-1Bで追尾 Photoshop フラットエイドで調整 印西市長門屋(印旛沼)

やまねももんがさんの2012年ふたご座流星群の写真みたいなのを撮影したかったのですが、画面の中に派手な流星が少なくてイマイチでしたね。orz

カストル付近が放射点だなぁってわかるような、わからないような・・・。

放射点を中心にしてしまったことで、短めの流星ばかりになってしまいました。

それでも、
写野には写っていませんが、火球クラスの流星がいくつも見えて楽しい夜でした。
そう言えば、画面の明るい2つの流星はそれぞれ痕を残しています。それについてはまた記事にしたいと思います。

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ひぐらし星空に向かいて

つれづれなるままに〜
なんとかかんとか・・・・

その日ぐらしのまるこうです。
まぁ、そんなことはどーでもよろしい。

先日、3/16から17にかけての夜、ゆうゆう公園に撮影に行ってきました。
一応望遠鏡と赤道儀はセッティングしたのですが、かなりの強風で、とても撮影どころではありません。
ウェザーニュースの天気予報によれば、3時ころから風は弱まるということで、車の中で待機していました。

待っているのも暇なのでいっこうさんにメールしてみると、新規開拓地とポラリエでエンジョイしているとのこと。。
うらやましい。

それなら私もと、自慢の高機能・高コストパフォーマンスポータブル赤道儀Higlasi-1Bをセットして撮影に挑みました。

DPPA法で極軸を合わせます。今晩の撮影ではズームレンズの35mmしか使いませんでしたから、本来はここまで極軸を合わせ込む必要はありません。せいぜい覗き穴に北極星が入るくらいでOKです。

はくちょう座付近と射手座付近を撮影しましたが、ここゆうゆう公園は光害地。カブリがひどくて画像処理をどーしたもんだか、RAW画像を前に途方に暮れてしまいました。

なので、すみません、カブリや減光は補正しきれませんでした。

輝度だけならまだしも、そこに色もってなると、お手上げ状態です。力不足です。
後で気がついたのですが、フィルタ改造カメラ+LPS-Pフィルタにすれば良かったなぁ・・・・。

ちゃんとした写真を撮って、やまねももんがさんみたいに、星雲・星団の位置を矢印で解説してみたい〜。

New4_2
2013.3.17 EOS Kiss X5(ノーマル) EF35-135mm f4-5.6 →5.0 ISO400 240秒露出を4枚コンポジット ケンコープロソフトンA Higlasi-1B

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【速報】小惑星2012DA14とりあえず、地球には落下しませんでした。

とりあえず、写っているコマをUPします。
慌てて撮影したので、ピンぼけで、構図もめちゃくちゃです。(;´Д`)

しし座付近、
ライン状に写っているのが、小惑星2012DA14です。

IMG_1949

2013 2.15 05h06m〜 EOS Kiss X5 60秒 EF35-100mm→100mm f:5.6 Higlasi-1Bで追尾撮影

GIFアニメ化
2012DA14

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ポタ赤がやってきた〜♪

先日のCP+で、ビクセンの島田さんといっこうさんの漫才みたいな会話を聞いているうちに、ポータブル赤道儀の必要性を大いに感じたところです。大彗星全体をバッチリ写してみたいのです。

じゃあ、ビクセンのポラリエかというと違うのです。いろいろと調べているうちに、Higlasi-1Bを購入することにしました。

じゃーん。

IMG_1137

大メーカーの製品ではないですが、比較的精度がよく、多機能。コストパフォーマンスに優れているHiglasi-1Bです。
詳細はリンク先で。。

さて、早速試写に夜な夜な近所の万葉公園へ出かけました。

まずは極軸合わせ。このポタ赤は極軸望遠鏡はありません。北極星の覗き穴はあります。
DPPA法と呼ばれる方法で極軸合わせをします。

北極星の覗き穴で大雑把に北極星方向にセットします。

100mmくらいのレンズを付けたカメラをHiglasi-1Bに取り付け、北極星を高感度で数秒固定撮影します。

IMG_6118

北極星とλUMiとの位置関係や、あらかじめステラナビなどで北極星と極軸の位置などを確認しておきます。

スタートSWを長押しし、DPPA法スタート。恒星時の400倍速で44deg回転します。
すると、赤道儀の回転軸がわかります。

IMG_6120

要はこの回転軸に先ほどの極軸を合わせればよいのです。
ライブビューを見ながら、合わせます。
今回は北極星を回転軸にもっていきました。これだけでも充分な精度がでるそうです。

IMG_6124

極軸の設定は終了して、さっそく撮影してみましょう。

おおぐま座のしっぽの先、あるいは北斗七星のひしゃくの先のアルカイド付近を55mmレンズで1分間追尾しました。

New3

うっすらと、M51子持ち銀河とM101回転花火銀河も写ってますね。周辺部の星像が歪んでいるのはレンズのせいだと思われます。
ステラナビを重ねてみました。

Image-1

つづいて、4分ではどうでしょうか。しし座付近。

IMG_6142

極軸がテキトーな割にはちゃんと写ってます。いいねー。

そう言えば、16日にはこのあたりを小惑星が通過するんですよね。
(´ε`;)ウーン… 早起きして撮影するかなぁ・・・・。

追記 2/14

設置風景です。
Higlasi-1Bには35度の傾斜がついています。
三脚の上に誠報社の微動装置を取り付けました。

IMG_1310

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ちょっと便利なソフトをご紹介します。

先日掲載した天の川の写真に星座線などを入れてみました。

こういう写真に文字や矢印を挿入したい時には、Photoshopでちまちまやるしかありませんでした。ちょっと面倒くさいです。レイヤーもたくさん増えるし。
もっと手軽に写真に文字や矢印を入れるようなソフトはないの? と、職場のNさんに相談したところ、

ありますよ。

と、PicPickというフリーソフトをオススメしていただきました。

このPicPick、MicrosoftのWordのオートシェイプに似た感じで、Wordが使える方なら、直観的に操作できると思います。
文字や矢印、ふきだしなども簡単に入れられます。
もちろん後で微調整や削除も可能です。

書き戻すファイル形式は、PNG、BMP、JPG、GIF、PDFの5種類に対応しています。

インストールは上記リンクをクリックして、Downloadをクリック、

Download Home Free VersionのDownloadをクリックします。

ダウンロードしたインストーラを実行しますが、そこで注意があります。
セットアップで、余計なセキュリティソフトがオススメされて、言われるがままに進んで行くと・・・・、
勝手にセキュリティソフトがインストールされてしまいます。

カスタムインストールでセキュリティソフトのチェックは外したほうがよいでしょう。

キャプチャー機能も非常に強力で、この解説もいとも簡単に作成することができました。
お試しください。

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さんかく座渦巻銀河(M33)

ちょっと、ブログのテーマを変更してみました。

今までのテーマは、デザインはMac & 宇宙っぽくてカッコ良かったのですが、せっかくの写真が小さくて不満だったのです。
今回のテーマは写真がでっかいです。でも、ちょっと地味ですねぇ。印象的に日本語フォントにもマッチしていない感じがします。

さてさて、さらに9/10の夜の写真が続きます。はみ出しシリーズはもうオシマイです。( ^ω^ )

さんかく座の渦巻銀河M33です。アンドロメダ銀河M31のすぐお隣にあります。

さんかく座なんて、このM33がなきゃ超マイナーな星座なんでしょうね。
しかもなんですか、さんかくって。。。

この星空、どこを見てもさんかくだらけじゃありませんか?

視直径が55分もあるっていうから撮影してみたら、意外と淡いです。眼視は厳しいです。


2012.9.10 22:29~ 300sec.×4枚 EOS kiss Digital X(改) ISO1600 LPS-P2 FF
 Kenko SE200N CR Kenko EQ6PRO BAADER PLANETARIUM MPCC OAG9+Lodestar+PHDguiding 
ステライメージでコンポジット他調整 CameraRAWでノイズ除去 Photoshop フラットエイド 我孫子市ゆうゆう公園

ちょっとお遊びで、ISO1600 30秒の固定撮影の写真を4枚コンポジットしてみました。
ゼニター16mmで撮影した、はくちょう座からカシオペア座にかけての領域です。

コンポジットして、レベル調整などをしてやると天の川が出てきました。

固定撮影なので、拡大すると星が線状になっています。(;^ν^)
いま考えると、ISO6400くらいにして、露出をもっと短くしておけば良かったですね・・・。

つーか、ポタ赤欲しいわ!

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