天体写真ネタではありません。悪しからず。
ちばアクアラインマラソンに参加してきました。
10月のレースというのは、どうしても練習が暑い盛りになります。なので、今年のような猛暑では練習不足のランナーもたくさんいたのではないでしょうか。私もそのひとりですが、なにか。
さて、朝5時半にクルマで自宅を出発して木更津市のスタート会場へ到着しました。予め駐車場は割り当てられていたので、スムーズに駐車できました。この辺の運営は◯です。
天候は快晴。しかし、この天気が後々ランナー達に牙を剥きます。
10時前にスタート地点で待機するのですが、なぜか小さな虫がわんさか寄ってきて大変でした。羽アリのような大きさですが、アリではないし、ハエのように俊敏ではない、得体の知れない小さな虫がランナーにたかるのです。これには参りました。

10時の号砲(スタート地点はずーーーっと先なので聞こえない)とともにスタート。でも私のするエリアでは微動だにしません。
やがて、ぞろぞろ歩きながら、15分くらいかかってスタート地点通過です。

千葉真子さんや増田明美さん、小出監督など千葉にゆかりのある方に見送られて行きます。
中略
なんだかんだで、なんとかスタートから10キロ、アクアラインの入り口まできました。
ここから先のアクアライン上は歩行者は入れませんので沿道の応援はありません。

アクアラインの上は360度見渡す限り海の大パノラマです。
気持ちいい!! と言いたいところですが、このアクアラインのアップダウンが予想以上にキツくて景色を見ている余裕はありませんでした。

おまけに、このアクアライン上はゴミの関係で給水ポイントがないのです。
海ほたるまで行って帰っての往復をした後、とたんに足が動かなくなりました。ちょうどハーフの20キロを過ぎたあたりでしょうか。
妻からのメールなどに励まされ、それでもなんとか歩いたり走ったりして30キロの関門まできたところで、制限時間オーバーで終了。
完走ならずです。

走る前は余裕でゴールするはずだったのですが、マラソンを甘く見てました。
30キロの関門では関門を突破できなかったランナーが1000人くらいいたでしょうか。その前の25キロの関門でもたくさんのランナーが棄権していました。途中の沿道にも苦しそうに倒れているランナーが少なからずいました。
こんなに大勢が棄権になるなんて珍しい光景です。
たぶん、炎天下とアクラアラインのアップダウンがキツかったのでしょう。
さて、30キロの関門では私を含め1000人くらいのランナーが収容バスを待っていましたが、なかなかバスがきません。
どうやら、予想をはるかに超える棄権者が出たらしく、バスの手配が間に合わないようでした。
日陰もない炎天下の中1時間半くらい待たされた挙句、ようやくバスが2台やってきました。
ああ、やっと帰れると思ったのも束の間、なんと役員がバス乗り込みます。゚(∀) ゚ エッ?
どうやら役員用のバスらしいのです。
役員は片付けをしてさっさとバスに乗り込み、帰ろうとしています。
これには疲れ果てたランナー達が怒らないハズはありません。

「ふざけんなー!」
「俺らを置いて、自分達だけバスに乗って帰るのか!!」
「そのバスに載せろ!!」
役員に詰め寄るランナーもいます。
疲れているのと、関門でストップさせられたことで、ランナーもイライラしています。
結局役員達はバスに乗って帰って行きました。。
そのあとしばらくして、ようやくバスがやってきました。
ところが、ゴール地点少し手前で、バスの運転手が道を間違えてしまいました。
「もう、いいからそこで降ろせー!」
ランナー達がどなります。
バスから降りて、預けていた手荷物を引き取りました。その時、
「日没も近いので、手荷物を引き取った方は早くここから出てください。」
と追い払われました。休む暇もありません。
とまぁ、運営上のトラブルがいろいろありましたが、沿道の声援はすごかったですね。
途中、何度も心が折れそうになりましたが、応援のおかげで立ち直れました。
完走できなかったのが残念です。
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