先日のCP+で、ビクセンの島田さんといっこうさんの漫才みたいな会話を聞いているうちに、ポータブル赤道儀の必要性を大いに感じたところです。大彗星全体をバッチリ写してみたいのです。
じゃあ、ビクセンのポラリエかというと違うのです。いろいろと調べているうちに、Higlasi-1Bを購入することにしました。
じゃーん。
大メーカーの製品ではないですが、比較的精度がよく、多機能。コストパフォーマンスに優れているHiglasi-1Bです。
詳細はリンク先で。。
さて、早速試写に夜な夜な近所の万葉公園へ出かけました。
まずは極軸合わせ。このポタ赤は極軸望遠鏡はありません。北極星の覗き穴はあります。
DPPA法と呼ばれる方法で極軸合わせをします。
北極星の覗き穴で大雑把に北極星方向にセットします。
100mmくらいのレンズを付けたカメラをHiglasi-1Bに取り付け、北極星を高感度で数秒固定撮影します。
北極星とλUMiとの位置関係や、あらかじめステラナビなどで北極星と極軸の位置などを確認しておきます。
スタートSWを長押しし、DPPA法スタート。恒星時の400倍速で44deg回転します。
すると、赤道儀の回転軸がわかります。
要はこの回転軸に先ほどの極軸を合わせればよいのです。
ライブビューを見ながら、合わせます。
今回は北極星を回転軸にもっていきました。これだけでも充分な精度がでるそうです。
極軸の設定は終了して、さっそく撮影してみましょう。
おおぐま座のしっぽの先、あるいは北斗七星のひしゃくの先のアルカイド付近を55mmレンズで1分間追尾しました。
うっすらと、M51子持ち銀河とM101回転花火銀河も写ってますね。周辺部の星像が歪んでいるのはレンズのせいだと思われます。
ステラナビを重ねてみました。
つづいて、4分ではどうでしょうか。しし座付近。
極軸がテキトーな割にはちゃんと写ってます。いいねー。
そう言えば、16日にはこのあたりを小惑星が通過するんですよね。
(´ε`;)ウーン… 早起きして撮影するかなぁ・・・・。
追記 2/14
設置風景です。
Higlasi-1Bには35度の傾斜がついています。
三脚の上に誠報社の微動装置を取り付けました。
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