左右のピントズレの原因は何か? Part 2

年の瀬でなんやかやと忙しくてブログの記事作成もままなりません。

望遠鏡落下から始まった、ピントずれ騒動の件ですね。
えーっとどこまで書きましたっけ?

オフアキのリングの曲がりを発見し、リングを修正したところまででした。

さて、いい年こいた中年が、ルンルン気分で実際に星を撮影してみたところ、、、

NGC2359_LIGHT_80s_6400iso_+15c_LPS-P2_3c20121222-22h34m06s799ms

なんということでしょう!
全然治ってません。左右のピントはズレたままです。_| ̄|○

ちなみに、同じEOS Kiss X3のノーマルカメラでも比較のために撮影しました。

NGC2359_LIGHT_50s_6400iso_+10c_LPS-P2_2c20121222-23h40m04s130ms

左右ともちゃんとピントが合っています。
ということは、カメラが原因であるということですな。(始めからこの切り分けをすればよかった。)

おそらく、落下の影響でイメージセンサが傾いてしまったと思われます。

そんなわけで、X3の開腹手術です。

途中は飛ばしまして・・・・
イメージセンサーの基板のところまで分解しました。

IMG_1086_ko

この丸で囲ったところがフランジバックの調整ネジです。(なぜかここだけトルクスネジになっています。)
この調整ネジが3箇所あります。
また、このネジのすぐ横に調整の目安のためのパーツがあります。
ここのパーツの高さを3箇所とも同じにすれば、上下左右ともピントが合うはず。

で、今回、予想通り、一箇所浮いてました!!
これだっ!!

フランジバックを調整し、分解したX3を組み上げます。

さぁ、また実際に星を撮影してみましょう。

すみません。この続きはPart 3へ・・。

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