少し前からBackyard EOSというソフトを使っています。
これは天体撮影に特化したカメラコントロールソフトとでも言いましょうか。ただし、その名のとおりCannon EOS専用です。
主な機能を挙げていきますと、
・イメージングモード
撮影モードです。カメラをBackyardEOS側から自由に設定し、撮影することができます。
タイマー撮影も自由に設定可能。例えば、ISO800で1分4枚その後にISO1600で5分8枚、その跡にISO3200で3分10枚・・・、などなど、多段露出が必要な場面でも、一度セットしてしまえばあとは勝手にBackyardEOS(以下BYE)が撮影してくれます。ダークフレームも同じセットを使えば面倒くさくないですね。
撮影中も終了予定時刻や外気温、湿度、露点温度などの情報も表示。撮影済みのフレームもプレビューできます。
さらに、私は試していないのですが、オートガイドソフトのPHDguidingと連携して、ディザリングという手法(各フレームを僅かにズラしてS/Nをよくする方法?)で撮影ができます。
パソコンにRAW画像が保存されます(カメラのメモリーカードにもデュアルで残すことも可能)が、そのファイル名がとっても便利にカスタマイズ
できます。
撮影対象、露出時間、ISO感度、使用フィルター、センサー温度、撮影時刻、カメラ機種名などがファイル名に含まれていますので、
あとで処理する時にこのファイルは何を撮影したのかとか、あれ撮影したファイルはどこだっけ?とか困らないでいいですね。
またこれらの各種の情報はEXIFにも書き込まれます。
・フレーム&フォーカスモード
ピントを合わせるのに便利なモードです。数値にしてくれますので、ライブビューが使えるカメラならとても便利。
バーティノフマスクと併せて使えます。
・惑星撮影モード
月や惑星を撮影するモードです。
フレーム数を指定して動画を記録してくれます。
(画像はBackyardeos.comより拝借)
・ドリフト法モード
ドリフト法で極軸を合わせるために用いるモードです。
ガイドラインに恒星を入れて、その動きから極軸を精密に合わせこみます。
・その他
ASCOMに対応したフォーカサーを制御したり、いろいろと便利機能が満載です。
30日間はお試しでフル機能が使えますので、ご興味のある方はぜひ。
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こんにちは。
名前だけは聞いたことがあったのですが、凄いですね。
「EOS Utility」の10倍ぐらい便利そうじゃないですか。
長いUSBコードで繋いで、後は車の中でぬくぬくしようと思っていませんか?
フィルムカメラの時代に、10mの延長レリーズケーブルを買って、車の中からしし座流星群を狙ったことがありますよ。
長いUSBコードをひっぱってって、そんな事は考えてないですよ~。
ただ、もう1台ノートパソコンを用意して、無線LANでVNCやれば車でぬくぬくできるかなと考えてます。フフフ。
( ´Д`)y━・~~
こりゃスゲー、早速と思ったら私の初期型kiss Dには対応していませんでした。 kiss DNもUSBはダメでシリアルのみみたいです。 惑星撮影モードとかドリフト法モードとか使ってみたいですねぇ。
USBは最大長5mくらいだったような気がします(笑 規格によって違うかも
あー、そういえばうちのkissDXも認識はするのですが、動かないです。対象機種があるんですね。今更知りました。笑
かたくちいわしさんもそろそろ新しいカメラいかがでしょう?
今度、惑星モードで月を撮影してレポートしますね。
どうなったのかな、と思ったら、すごいんですね、ホント。
僕も使ってたら人に勧めたくなりますね。
冗談抜きで、あなたが欲しかったあの機能が!って感じです。
タイマーの詳細な設定がぜひ欲しい。極軸あわせ支援もぜひ欲しい!
このふたつだけでも買いだな、と思ったものの、僕のはKiss Digital Xだし。
うーーん、ミッチーさんの機種も対象外ですか。_| ̄|○
残念ですね。まぁ、将来的には買い替えされるでしょうから、その時はぜひ!
うっ。
天体写真撮影にパソコンは使わない宣言をしている私に、ケンカを売っているとしか思えないソフトだなぁ。
こうなりゃ、ウィンドウズのタブレットを買って、スターブックみたいに操作しようかなぁ。
いやいや、我慢、我慢。
試しに一度パソコン使ってやってみたら?
ステラナビで導入だけでもかなりの便利さだよ。
いいでねぇ、対象云々って、拙のはNEXで問題外の外の外だし、X3を落としてまるこうさんの記事を参考に去勢しようかなと思うこの頃です。
もしx3が入手できたらぜひ改造やって見てください。意外と簡単なんですよ。わたしでもできるくらいですので。