赤道儀再調整・・。からす座アンテナ銀河NGC4038・NGC4039

 

 

先日、赤道儀の調整に成功し、オートガイドもうまくいって、うれしくて正月気分も抜けぬ1月3日の夜にベランダからたくさん撮影しました。
後日、調子に乗って、さらに調整を追い込んでみようと、またあちこち手を入れたら、ガイドがうまくいかなくなってしまいました。

orz

昨晩も明け方まで、ベランダでオートガイドの画面をにらみながら、六角レンチで赤道儀の調整をやっていましたが、全然ダメです。

症状としては、

赤緯側が低速でまったく動いてくれません。高速ではギャーーーンと例のごとく騒音バリバリでちゃんと動くのです。
なので、オートガイドでの信号ではまったく反応してくれません。ハンドコントローラで操作しても同様です。

20120110-152749.jpg

今日も昼間っから赤道儀を分解しては、にらめっこです。
さてさて、どうしたものやら・・・。

気を取り直して、1/3のストックも最後です。からす座にあるアンテナ銀河NGC4038とNGC4039です。触角銀河とも言うそうです。
いままさに、銀河同士が衝突しているところです。

実は名前のとおり、衝突の複雑な運動により、この銀河からビヨーンとアンテナが伸びているのですが、写ってません。(;^ω^)
光害地のベランダで、高度が低いからでしょうか、露光時間が短いのでしょうか。。
アンテナ銀河なのにアンテナがないなんて、仏作って魂入れず、クリープを入れないコーヒーですわ。

トリミングしたもの。

全体図、右隅にもなんか銀河が写ってます。

2012.1.3 2:47~  300sec.×4枚 EOS kiss Digital X(改) ISO1600 LPS-P2 FF
Kenko SE200N CR Celestron Advanced-GT BAADER PLANETARIUM MPCC OAG9+Lodestar+PHDguiding
DeepSkyStacker Photoshop で調整 いっこう式フラット処理 我孫子市利根川ゆうゆう公園

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赤道儀再調整・・。からす座アンテナ銀河NGC4038・NGC4039」への6件のフィードバック

  1.  いいねぇ。写真データのなかの「いっこう式フラット処理」(爆
     そのほかの機材もプロっぽい。かっこいいよ。
     
     アンテナをうつすために、L-RGBとかに走りそう(笑。
     満月期のポチリ病に注意!!!

  2. こんばんは。
    でもぶつかっている様子はよく分かる写真ですね。このアンテナ銀河も狙おうと思ってたんですが、先を越されてしまいました。

    工作の記事、楽しみにしていますね。

    • そうそう、ステラナビで星雲・銀河の名称をONにするとアンテナ銀河が出てくるので、思わず鏡筒を向けたくなります。ww
      さとうさんの腕でアンテナよろしくお願いします。

  3. アンテナ銀河は私も撮りたかった対象です。「思ったより小さい対象だなー」と思って躊躇してました。 1000mmでこの大きさですからね。 800mmではもっと小さいでしょうね。
    アンテナ部分はかなり淡いらしいですね。 私も撮影の参考にしているこちらのサイトさんでは擬似カラー強調でアンテナ部分をだしてあります。
    http://www.ne.jp/asahi/stellar/scenes/object/antenna.html
    まるこうさんもやってみられたら、浮き出てくるやも知れまんよ。

    そうなんです。私もA-GTの低速で全く動かず、そのまま放っておいたらいきなりパコーンと大動きするデコポンに悩まされていた訳です。
    ウォームボックスまで外してしまったなら、グリスを柔らかいものに替えると良くなるかも知れませんね。 こちらのfuumaさんがGPDの分解清掃を詳しく載せてくださっています。
    http://astro.fuuma-mfuk.com/guide14/guide14.htm
    A-GTも似たようなものだと思います。

  4. かたくちいわしさんも同様のトラブルがあったんですね。それは心強いです!
    もう一度ギアの調整をして、それでもまだダメだったら、ウォームギアも外して分解清掃にチャレンジしてみます。

    アンテナ銀河、疑似カラー強調やってみます!! でもどうやるんでしょう・・・?
    ちょっと調べてみますね。

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